医者にかかる前に未然に病気を防ぎたいものだ。
最近、診療中に気にかかるのが
イライラ病とメンドクサイ病である。
いわば生活習慣病になる前の「性格」習慣病と言えるだろう。
これで病院にかかる人はいない。
が、この段階で自ら未病を治してほしい。
ちょっとしたことで気分を害したり、愚痴ったり、不愉快になるような
短気は損気である。
いつも明るく元気に朗らかに。
免疫力も向上します。
メンドクサイ病は良い習慣が身につかない。
生活習慣病は10年、癌は20年、認知症は30年の不摂生があるという。
要は運動、食事、ストレスである。
詳細は別項に譲るが、日々これらを正すのが「面倒臭い」と即座に返答される。
元来、生きること自体が手間のかかることだ。
しつけ、教育、自己修練を経て、何とか社会人として生きて行ける。
この社会人がどこかへ行ってしまった。
自分一人で生まれ、成長し、生きて行けるという
大きな勘違いが横行している。
社会人たるべき自覚がなければ、未病は防げない。
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元フライフィッシャー (火曜日, 10 12月 2019 10:33)
社会の一員としての自覚をもって周囲と協調を保ちながら病気にならないように気をつけて生活することが大切ですね。体を大切にすることだけでなく知的好奇心をもちつづけることも大切だと思います。先生のおっしゃる通りと思います。