心の持ち方

神経症の範囲;パニック障害、抑うつ状態、潔癖症、対人・場面恐怖症などなど、

ほとんどは人間関係のストレスが絡んでいる。

 

人生いろいろ不満が生じるのは必然であり、それをいかにサバクか、が求められる。

方法は二者択一である。

 

自分が変るか、先方;相手の人、環境が変わるかである。

後者は職場の配置転換や転職などだが、実現するには限度がある。

 

それに環境をかえても、その後に同様な状況に再度遭遇しない保証はない。

だから治療の最終目標は自分が変ることである。

 

これは薬物では無理である。

日々の生活様式、ものの考え方、性格も考慮しなければならない。

 

誰にも短所、長所はあるが、長所はさておき、短所を伸ばす。

短所を伸ばせば長所になる。

例えば、神経質な性格は気配りの良さに、

こだわりの強さは、正確さ、我慢強さなる。

短所は欠点ではない。

 

ものの考え方、こころの持ち方で人生は一転する。

問題はそれを実行しようとしない、或いはできない状況である。

 

自分を変えよう、という気持ちになってもらう。

そこがメンタルクリックの医師の真骨頂である。