様々な理不尽なことが絶えず、人類は進化しているのだろうかと一瞬不安になるが、
そんな心配は不要である。
なぜなら進化というものは直線的に進むものではないからである。
つまりその過程には数々の阻害要因、反対勢力が待ち構えており、
人類の進化をより力強い、より多彩で、より柔軟性のあるものにする。
そのためにありとあらゆる障害が発生する。
戦争、悪政、疾病、詐欺、天災、人災、などなど。
まだまだ人類は、排他的で、自己中心的、非倫理的、非芸術的であり、
物欲に駆られ、物質主義、成金志向である。
あらゆるものが自我の反映であり、人のふり見て我がふり治せ、
ということに尽きる。
世界中のあらゆる不平不満、災害不幸を共有しなければ人類全体の進化はない。
逆に全体の協力がなければ個人の幸福もない。
怒りより憐み、憐みより協力なのだろう。
分かっているつもりでも、実践実行となると、話は別である。
「千里の道も一歩から」
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