人生とは

人生とは何か、時々、思い悩む。

それはたいてい気分がふさいでいる時だ。

そして結論はいつも同じである。

無知蒙昧が所以である。

 

物事の道理がわからなければ、道に迷って当然である。

無知を克服するには現象界だけに留まるのは不十分である。

たとえば死後の世界があるとして、

それを知らなければ世界の半分しか知らないことになってしまう。

だからどうしても神秘学に踏み込まざるを得ない。

 

少なくともキリスト教、仏教,神道などの宗教では死後の世界を認めている。

個人差はあるが霊界の門前にたどり着くまでに半生、その扉を開けるにもう半生かかろう。

従って霊界の存在に気づき、その門を敲くことができただけでも、

今回の一生は使命を果たしたと言えよう。

 

外国語をマスターするのとは訳が違う。

宇宙の神秘を解明することは。