最新ニュース

花粉症の季節です・・・正しい治療、生活習慣について

 花粉症の季節がやって来ました。正しく言えば、スギ花粉症の季節です。今年は昨年よりもスギ花粉の量は相当多いようです。と言うのも、昨年は薬を飲むほどではなかったので来院しなかった患者さんのほとんどが、今年は処方を希望して来られるのです。

 花粉症とは、花粉がアレルゲン(アレルギーの原因物質)となって、目や鼻、のどなどの粘膜に炎症を起こす病気で、花粉が飛散する期間は、かゆみや涙、鼻水、咳などの症状が持続します。ひどいときには粘膜症状にとどまらず、顔全体が赤く腫れたり、微熱が続くことさえあります。スギに限らず、ヒノキやカヤ、ブタクサ、ヨモギなど何種類もの樹木や雑草が花粉症の原因となりますが、中でもスギは花粉が飛散する地域の広さ、量の多さ、期間の長さともずば抜けており、患者さんの数も多いのです。

 花粉症の対策としては、まずきちんと検査を受けて、自分が何にアレルギーがあるのかをはっきりさせることが大切です。採血をすればアレルゲンを同定することができます。
 アレルゲンとなる花粉が確定すれば、その飛散時期の1〜2週間前から、抗アレルギー剤を内服し始めると症状が抑えられます。最近では、1日1回の内服でよいものや、眠気の少ない抗アレルギー剤が開発されています。内服薬に併せて、点眼薬や点鼻薬を併用するとさらに効果的です。対応が遅れて、すでに花粉症の症状が強くなってしまうと薬が効きにくくなりますので、速効性のある強い薬(多少のステロイドホルモンを含有する)が必要になることもあります。
 なお妊娠中には、原則として抗アレルギー剤の使用は控えるべきです。

 ところで、ときとして邪道とも言える治療を行っている医者もいますのでご注意ください。どんな治療かと言えば、1ヶ月単位で効果が持続するようなステロイドホルモンを注射するのです。一発の注射で花粉症の症状が長く消えるので、無知な患者さんたちからは名医と噂され、それを聞きつけてはるばる遠方からも花粉症に悩む患者さんが受診する・・。でも、注射の中身はどこの医療機関でも使用できる、しかし常識的な医者はなるべく使用しないように努力している“とても半減期の長いステロイド”なのです。

 花粉症の症状の程度は、心身の健康状態を反映するものでもあります。
 心身が健全に保たれているときには、たとえ花粉に暴露しても症状は軽く、生活習慣の乱れやストレスが原因で、心身が弱っているときには、いつも以上にひどい症状に悩まされます。これは花粉症に限らず、アトピーや喘息などのアレルギー疾患でも同様です。アレルゲンという外的因子にばかり気をとられずに、自分自身の内的な危機に気づくことも大切です。

花粉症を克服する生活習慣

1. お菓子類、タバコ、飲酒は避ける
 お菓子や加工食品の食べ過ぎは、花粉症の症状をひどくします。糖質の摂りすぎは粘膜を弱くします。ハンバーグ、牛乳などの高タンパク、高脂肪の食材も控えましょう。タバコ、飲酒は言うまでもありません。

2. きれいな水をたくさん飲む
 花粉症の症状がひどい患者さんの血液はひどく汚れています。きれいな温めの真水をなるべくたくさん飲んで、体液をきれいに保つことが肝要です。きれいな真水を飲めば、新陳代謝が高まり、アレルギー症状が改善します。

3. 酵素食品を摂取する
 血液に残る余分な栄養素や老廃物は、アレルギー症状を増強します。自然素材の食物酵素が豊富な食事に心がけましょう。新鮮な野菜には食物酵素がたくさん含まれています。外食が多い方や食事が不規則な方には、酵素の効果を高めたカプセル状の酵素サプリメントをお勧めします。私の勧めで、このサプリメントを接種するようになった家族や知人は、これまでの症状が嘘のように改善しています。
 なお酵素食品の中には、栄養価の高いものもあります。これは食欲がなく低下した体力を回復されるときに効果的ですが、余分な栄養素や老廃物を浄化するには、栄養価のないカプセル状の酵素サプリメントの方が適しています。流行しつつある酵素食品も、使い分けが大切です。
 



インフルエンザが急増中! 対策と役立つ情報

 私のクリニックでも、先週頃からインフルエンザの患者さんが増えてきました。今季はインフルエンザの当たり年だと言われていましたが、どうやらその予想は的中しそうです。また、新型インフルエンザが発症する可能性もあり、例年になくインフルエンザ関連のニュースや特集番組が繰り返し放送されているようです。もっとも番組の内容に関しては、非常に役立つものもあれば、中にはいたずらに不安を煽るだけのお粗末なものまでありますので、私の見解として大切な事項をまとめることにいたしました。

インフルエンザの予防について

1. インフルエンザワクチンを接種すること

 インフルエンザの予防にもっとも大切なことは、ワクチンの予防接種を受けることです。インフルエンザワクチンは、今回流行しているタミフル耐性のソ連A型にも効果が期待できます。ワクチンを接種していてもインフルエンザに罹ることはありますが、症状が軽くてすむ傾向があります。
 ワクチンを接種してから効果を発揮するまでには2週間ほどかかり、2ヶ月くらいでピークとなり、その後徐々に効力が低下します。一方、インフルエンザの発症は12月から4月頃までのかなり長い期間に渡って続きます。
 そのような状況をふまえると、ワクチン接種のタイミングとしては、11月中には1回目の接種を、4週間ほど後に2日目の接種をするのが理想的です。1回だけの接種でも効果はかなり期待できますが、2回接種した方が、上乗せ効果によってより強い免疫が期待できること、効果の持続期間が長いことが明らかであり、2回接種をお勧めします。
 インフルエンザ関連ニュースの効果もあって、例年以上にワクチン接種をする方が多かったのですが、それでもまだ多くの方が未接種のようです。インフルエンザが本格的に大流行するのはこれからですから、あきらめないで今からでもインフルエンザワクチンを接種することを勧めます。私のクリニックでも十分量のワクチンを確保して、今なお接種を続けています。

2.正しい生活習慣を実行すること
a. マスクやうがいなどによって、インフルエンザウイルスの侵入を減らすこと。   
 マスクは医療機関で相談されるとウイルスの吸着効果が高いものを紹介してもらえると思います。うがいは水道水でも結構ですから、とにかくこまめに実行ししましょう。
b.抵抗力を高める。
・ 喫煙、深酒、過食、運動不足、夜更かし、過労などの生活習慣は抵抗力を弱くします。また、テレビやパソコン、携帯、ゲームなどの機器による電磁波障害による影響も無視できません。
・ 深呼吸、早寝・早起きなどの生活習慣が大切です。
・ 糖質、脂肪を控えて、野菜や海藻、キノコ、豆、芋、ゴマ、ニンニク、松の実などを多く食べましょう。
・ 適度な運動、ゆっくり入浴を心がけ、新陳代謝を高めましょう。
・ 腹部や腰が冷えるような服装は万病の元です。

インフルエンザに罹ったら

・インフルエンザの診断は咽頭や鼻粘膜を綿棒で擦り、簡易キットによって10分程で判定できます。発熱初日には陰性と判定され、翌日に陽性と判定されることが多々あります。
・インフルエンザと診断がついたら、リレンザやタミフルなどの抗インフルエンザウイルス剤を処方されることがあります。発症後48時間以内に使用すれば効果的とされていますが、今季流行しているソ連A型の大部分はタミフル耐性のウイルスです。私のクリニックでは、ほとんどの患者さんにリレンザを処方しています。
・タミフルの使用に関しては安全性の面でも厳重な注意が必要です。うわごとや幻覚などの症状は、高熱で出現しても不思議ではありませんが、いきなり飛び降りたり、車に突っ込んで命を落とすなどのきわめて異常な行動がタミフル服用後に出現しています。タミフル発売前には、このような事件は報告されていないことから、インフルエンザ脳症によるものとは考えがたいのです。
・まずは安静を守り、十分な水分補給に努めましょう。スポーツドリンクをぬるめのお湯で半々に薄めると効果的です。
・むやみやたらと解熱剤を服用しないこと。発熱は、ウイルスをやっつけるための生体反応です。頭痛など発熱の症状がきついとき以外に、ただ熱があるからという理由では、解熱剤は使用しない方がいいのです。
・ バファリンなどの解熱剤はインフルエンザの時に服用すると危険性があります。必ず、処方された薬を服用するようにしてください。


新型インフルエンザ/パンデミック状態について

 ヒトからヒトへ感染する新型インフルエンザが出現し、パンデミック状態となって大勢が死亡する可能性が警告されています。ワクチンの有効性はどうだろうとか、各自治体でタミフルを備蓄しておきなさいとか、いろんな報道が乱れ飛んでいますが、結局のところ、新しいウイルスが出現してから初めて真実は明らかになります。私の個人的見解としては、従来のインフルエンザウイルスにさえあっと言う間に耐性ができあがったタミフルが、新型インフルエンザに劇的な効力を発揮することは期待できないのではないかと思います。かと言って、そうそう新しい抗ウイルス剤ができるものではありません。一方、ワクチンに関しては、類似の構造を有するウイルスには予防効果も期待できますし、新型のウイルスを材料として新しいワクチンが作れます。タイミング的な遅れはあるでしょうが、少なくとも次期の流行を予防することは可能でしょう。
 ワクチンは国民全員が接種するような方針を勧めていくことが、ワクチンの開発・供給を安定させ、将来的な流行を予防することへの近道です。ほとんどの人がワクチンを接種し、インフルエンザ患者が減少すれば、体質的な理由でワクチンが接種できない人や、抵抗力の低下した人も守られることになります。
もっとも、どのようなワクチンでも、想定外の障害を来す可能性がありますが、それは国の方で保証するべきだと思います。死者がたくさん出るような伝染病の予防は個人の問題ではなく、社会の問題ですから・・。しかし、実際はあくまで個人の自由意志によって予防接種が行われ、事故に関しては国が保証することはなく、現場の医師が訴えられているのが現状です。


 昨年のこと、いったん新型インフルエンザが流行したときにはどのように対応する予定なのかというアンケートが各医療機関宛に送られました。感染者とそうでない者と区画を分けるのか、マスクを全員にさせるのか、時間帯を変えるのか、あるいはいっさい受け付けないのか・・など。
 しかし、これは全く筋違いのことです。
 いっきに数万人、あるいはそれ以上が死ぬかもしれないような恐ろしい伝染病の大流行を防止できるか否かは国益に関わること、各医療機関単位で対応を考えることではありません。国と地方自治体、そして民間をあげての一致団結のもとに一斉にとりかかるべきなのです。
 発熱者には、まず通常の医療機関とは異なる臨時の診療機関(体育館などの施設に設置した)に行ってもらい、個室や自家用車の中に隔離された状態で、検査を行い、新型インフルエンザ患者は特定の施設で、そうでなければ一般の医療機関を受診してもらう、というような振り分けを行わなければいけません。一般患者のいる医療機関は最近の医師不足で限界体制で診療をこなしており、とても新型インフルエンザ患者を個別に隔離して対応することはできるはずもありませんし、流行の拡大を防ぐ上でも良い方法とは言えません。
 幸い、今時点で流行しているのは従来のインフルエンザで、新型インフルエンザではありませんが、危機に備えるには、法案化や予行演習も大切なことです。もっとも、漫画のような国会答弁の中に、そのような危機意識を感じ取ることはできませんが・・。まあ今に始まった事態でもありませんから、私たち一人一人がしっかりするようにしましょう。
 

ここだけの耳より情報

その1.サプリメントで抵抗力を高めよう!
 実はインフルエンザの予防や発症後の早期回復に効果が期待できるサプリメントがあります。それは五葉松の種子食品です。五葉松の種子には、ウイルスの増殖を抑制する成分が含まれており、インフルエンザウイルスだけではなく、エイズウイルスやヘルペスウイルスの増殖も抑制することが解っています。また同時に免疫賦活作用も有しており、五葉松種子食品を飲み続けているタイのエイズ患者は全身状態が改善し、見違えるほど元気になっています。
 この時期、私は毎朝必ずこのサプリメントを飲用してから診療を始めることにしています。

その2.インフルエンザウイルスは水で捕獲しよう!
 インフルエンザウイルスは乾燥を好み、湿度を嫌うことはニュースでもよく報道されています。それはなぜなのか、ウイルスがどのような機序で空中に存在するのかを考えてみれば解ります。
 ウイルスだけでなくバクテリアやハウスダストなどは小さく軽いため、気流に乗って空中を漂いますが、ただそれだけでは長く空中を浮遊することはできません。いくら小さいといっても重量はあるのです。ではどのようにして空中に長くとどまるのか、それには静電気の影響が大きいと考えられるのです。プラスやマイナスに帯電したウイルスは、静電気にはじかれるようにあっちにフラフラ、こっちにフラフラと浮遊しています。しかし、空中に水分子がたくさん存在すると、この水分子に引き寄せられてしまい、活動性が弱くなるのです。ただし、水分子自体の電位が偏っていると、お互いが引き寄せあって大きなクラスターを作ってしまい、ウイルスを引き寄せる能力も低下します。この点、プラスチック容器の加湿器から蒸発する水には、多少不安があります。
 ある種の鉱石や焼き物の波動を受けることによって、水分子の活動性は高まることが解っています。この件に関しては、目下試験・試作中のものがありますので、近いうちに紹介できるはずです。ただし今のところ、家庭に素焼きの容器やカップがあれば、その中にお湯をくんで部屋(特に寝室)のあちこちに置いてください。キッチンのタンクにお湯をためて、その中に素焼きのカップなどを沈めておくのも良い方法です。
 また、循環型の水槽に魚を入れずに水だけを循環させておくと、水面と空気の間に静電気が発生し、空気中の浮遊物が水の中にたくさん取り込まれ、空気がきれいになります。

クリニックの名称と診療科が変わりました

11月1日から

クリニックの名称が「太陽クリニック海咲診療所」から「太陽クリニック」に変わりました。もともと2カ所あったクリニックが、現在1カ所だけで診療しているためです。

 診療科の標榜も「内科」「血液内科」「アレルギー科」に改めました。これは、今まで標榜できなかった「血液内科」の標榜が可能となったためです。ようやく、専門分野の診療を看板に掲げることができて喜んでいます。


 

1 2 Next>>

携帯アクセス

当サイトは

以下3キャリアに対応しています。

携帯電話でアクセスできます。

以下をクリックすると、メーラーが立ち上がりますので、お客様の携帯電話のメールアドレスを入力いただき、送信ください。

携帯に送信する

所在地・連絡先

〒889-0506
宮崎県延岡市南一ケ岡7丁目8348-242
電話:0982-37-2300
お問い合わせはこちら

アクセス方法

JR土ヶ呂駅より車で約5分、海咲ヒルズ(団地)入口